【24日午前】
ラジオから流れてくる音がクリスマス。
音楽もクリスマス。
街中がクリスマスモード全開。
そう、今日はクリスマスだったりする。
あたし達の十代最後の。
なのに…数年間肩を並べて歩いてきたはずの石川は、携帯を目の前の机の上に置いたまま
何処かに消えてしまっていたりする。


『世界の何処かのクリスマス』


昨日の夜、あたしらはいつもと同じように一つのベッドの中に寝ていた。
ちゃんとパジャマ着て、ちゃんと毛布を肩まで被って。
寝顔も見た。寝息も聞いた。熟睡してるのを確認してから枕元にプレゼントも置いておいた。
うん、あたしの記憶に間違いとかないはずだ。
だけどいないのだ。朝起きたら微かな温もりだけを残してベッドの隣とはすっからかん。
起き書きとかも何もなくて、代わりに石川の携帯が机の上に置いてあったのだ。
もう一緒にクリスマスを過ごすようになって数年経つけどこんなのは初めて。
枕元に残ったプレゼントがこんなにも悲しいものだと知ったのも初めてだ。
残された携帯の前に立ち、放心状態でいた時間は数十分。
ちょっと買い物行っちゃっただけだと思う時間だけそこに立ちすくみ、そして長い時計の針が一周する頃に、
あたしは力なくその場に座りこんでしまった。

動かない頭が色々と考え出すのはこうなった理由。
でもさ、それってやっぱりあたしのこと、嫌いになったとか、そういうのだよね。
買い物にしちゃ長過ぎるもんね。
あたしに飽きちゃった?それとも愛が足りなかった?
そりゃ確に最近じゃ付き合いだしたようなラブラブ感っていうのはなくなってたと思うよ?
あたしもつまらないことで怒ったりさ、愚痴とかだってぐわ−っと言っちゃっうけど、
でもそれって石川にもあることでしょ?
昔はほとんどしなかった喧嘩も最近じゃ数が増えたっていうのは否めないけど、
だけどさ、あたしらそんな冷めてたワケでもなかったじゃん。
最近はしてなかったけど、チューする時だってイヤな顔してなかったじゃんかよ。
べったりラブラブじゃなくたってさ、あたしはそれなりに幸せだったんだよ?石川もでしょ?
昨日の夜だってそんな『私は突然いなくなるわよ!』なんて雰囲気出してなかったじゃんかよ。
…そっか、雰囲気出してなかったから突然いなくなったのか。

良く聞く言葉だけど、失って初めて気付く大切さってのは、確かにあると思う。
喧嘩してどっちかが数日の間連絡取らないってだけでそれを痛感したことだってあった。
だけどさ、こんなさ、胸にポッカリ穴が空いちゃったような状態なんかじゃなかった。
「…梨華ちゃん」
涙も出ないくらにポカーンとしちゃってるのに、久々に呼ぶ呼び方に懐かしさが込み上げてきて、
息が詰まるように苦しくなった。
全然今の状況が受け入れられなくて、夢を見ているみたいで、信じられなかった。


うじうじする前に、走ってそこら中駆け回ればいいのだろうけど、あたしの足はどうにも動いてくれなくれない。
その理由は…多分、心の何処かで願ってるからなんだろう。
ちょっと出かけただけの梨華ちゃんがすぐに戻ってくることを。
戻ってきた時にあたしがいなかったら、きっと梨華ちゃんは驚いちゃうなんて勝手な理由をつけて。
もう一時間以上も経っちゃってるっていうのに、そんな身勝手なことを考えているから。
しばらくして、寝癖頭で上のボタンが二つ程外れた寝間着の姿で壁に頭をぶつけてみた。
夢じゃないってことは、その時の痛みが教えてくれた。
頭を打ったはずなのに、一番痛かったのは胸らへんだった。

時間が経てば経つ程、さっきのうちに探しに行けばよかったって思ってくる。
だけど、時間が経てば経つ程、あたしは家から出られなくなっていた。
ジーパンにパーカーという格好になって早数時間。
あたしはずっと部屋の中で時計と携帯とにらめっこをしていた。
だけど、どれも何も梨華ちゃんを運んできてはくれない。
いい加減動けって。あたし動けって。
何時までホげーってしてんだよ。今石川梨華がいないっていう現実を受け止めろよ!
どうすんだよ、梨華ちゃんに何かがあったら。
ってかそうだよ!何かあってたらどうすんだよ!!
何数時間ボケ−ッとしてんだよ!あたしバカじゃん!
起きてから約5時間後、あたしの血はやっとこさぐわ−ッと体中を駆け巡った。

【24日午後】
ジーパンとパーカーじゃ寒すぎるはずの12月の昼。
だけどあたしの体はホクホクだった。
むしろちょっと汗をかいてるくらいだった。
片手に持った梨華ちゃんの写真を近所のおばちゃんとか八百屋さんとかに見せて走り回れば走り回る程、
あたしの不安はどんどんとデカクなっていっていた。
『あぁ、この子ならさっき凄い勢いで走ってったよ』
『じゃがいもを10個くらい買っていった子かな?』
『このおねーちゃんね、おばぁちゃんとあるいてたよ』
『ちがうよー。ぼくはおじさんとあるいてるのみたもん』
『駅でみたかなー。いや、違うかなー』

ねぇ、梨華ちゃん、あんた何やってるの?ってか何してるの?
最速スプリンターでも目指してるの?おじさん?おばぁちゃん?駅?
この辺に梨華ちゃんのお父さんもお母さんもお婆ちゃんも住んでないよね?
ねぇ、ねぇねぇねぇ、ヤバいじゃん!
悪いおじさんに連れていかれてたりしてないよね?マジ勘弁だよ?
公園でも商店街でも駅近くでも梨華ちゃんの目撃情報は多数あった。
中には笑顔だったっていうのまであった。
不安とか心配とか、すげー沢山色々あるくせに、あたしは何処かで安心していて、
それから、悲しくなったりしていた。
色々な感情がうごめいていて、夕方になる頃には色々教えてくれた人達に
ちゃんと笑顔で挨拶出来てた自信がなかった。

カラスが鳴いたら帰りましょーなんて言っていたのは随分昔。
綺麗すぎる冬の夕暮れ時。
かいた汗が冷えてきて、かなり寒くて震えてきたような時間帯。
街に溢れ出すカップル達と、夜になって輝き出すイルミネーション。
有線ではクリスマスソングが流れていて、街の中は笑顔で溢れていた。
こんなに走ったのは部活以来だってくらいに走り続けたあたしの体力も限界ギリギリ。
さっきから頭がくらくらするし、顔もイヤな感じに冷たくなってきている。
だけども倒れるワケにはいかなくて、倒れたくなんかなかった。
もう梨華ちゃんがあたしと一緒にいたくなくたっていい。
無事な姿が一目見たくて、もしよければ元気な声の一つでも聞ければいい。
だからお願いサンタさん!
本当にいるならあたしと梨華ちゃんを一回だけでもいいから会わせて下さい。

強く願って聞き込み再開。
冬に汗だくになって髪もボサボサの状態のあたしを街の人達はちょっと変な顔で見ている。
あたしだって自分がどれくらい酷い状態かなんて窓に写った姿で確認してる。
だから知ってるの!こら!指差すなよ!!
あたしのことはどうでもいいから梨華ちゃんだよ!マイラブ梨華ちゃん何処いるか教えてよ!!
指先からも力が抜けてきていて、喉の奥は血の味が広がっていて、気持ち悪くて、頭が冷えてて、
もう立っているもしんどくて、だけどあたしは走らなくちゃって思ってて…
そう、思ってた。
なのに体はあたしの思いとは裏腹に、軽く運動拒否をしようとしていた。
ってか、拒否された。
落としたくなくて、人に見せる時も自分でしっかり持っていた梨華ちゃんの写真が、
ひらりひらりとあたしの意志とは反対に、地面に落ちていったのだ。
絶対に無くしたくない写真が地面を這って流れていく。
ダメ、それだけはダメ…
無くしちゃッたら本当に梨華ちゃんがいなくなっちゃう…

気力だけ、本当気力だけの状態で写真に近付こうとすると、向こう側から歩いてきたお姉様方が
風に飛ばされそうになった梨華ちゃんの写真を拾ってくれた。
ありがとう、でもそんなべたべた触らないで。
でも、ありがとう。でも、早く梨華ちゃん返して。
フラフラな状態で近付いていくと、冬の風にのってお姉様方の声があたしの耳に飛び込んできた。
「ねえ、これってちょっと泣きそうな顔して公衆電話何処にありますか?って訊いてきた子じゃない?」
「ん?あー…そうだ。うん、そうだそうだ。1時間くらい前だったっけ?」
「もうちょっと前じゃなかったかしら?」
風よりも早く!なんてことは無理だけど、だけど感じとしてはそんくらい早く、あたしはお姉様方に駆け寄った。
驚いて目が落ちそうなくらい見開かれた目に詰め寄って、もう一度詳しく訊いてみた。
お姉様方がちょっと引きつった笑顔してたのなんてきっと気のせいだ。
キーワードは一時間前、泣きそうな顔、公衆電話…
…公衆電話?
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
あたしって、本当バカだ。

【24日夜】
腰ちょっと下まで落ちたジーパンにダルダルになってるパーカーに汗で濡れたTシャツとぼさぼさ頭。
朝の寝起きよりも酷い状態のあたしは、急いで家に戻ると靴を乱暴に脱ぎ捨てて机に駆け寄った。
机の上に並べておいたあたし達の携帯には、どちらにも着信があったことを知らせるランプが点滅していた。
何度もかけられた履歴を見たら、全て公衆電話からだった。
力抜け。
何であたしってば携帯持ってかなかったんだろう。
本当バカ、どうしようもないバカ。
最後の着信履歴の時間は今から1時間くらい前。
背の高い方のお姉さんがいった通りの時間。
緊張の糸が切れた状態っていうのはこんな感じなのだろうか。
一度座り込んだ体は、すごくだるくて、動いてくれなくて、上半身が意志とは関係なく床に向かって
倒れていき、あたしの体は冷たいフローリングの床に着陸した。
我慢してきた涙が一気に溢れてくる。
無事でよかった、本当良かった。
会えなかったけど、でも、電話はしてきてくれてたんだ。
嬉しいよ、悲しいよ…

寒いとか、何かそんなのどうでもいい。
今日が何の日だとか、本当、そんなのどうでもいい。
もう何が何だかよく分からなくなってるけどそれでいいや。
梨華ちゃんだ今日一日帰ってこなかってのは事実で、今いないのも事実。
夢でもなんでもなくて、これが現実。
胸にぽっかり空いた感じは直らないし、梨華ちゃんの笑顔思い浮かべるだけで息が詰まって苦しくなる。
本当、大好きだったから。
こんな風にして突然終わりがくるなんて思ってもいなかったから。
むしろ、終わりなんて考えたくなかったから、考えもしなかったから。
こんなことなら、つまらないことで喧嘩なんかしなきゃよかった。
もっと、もっと梨華ちゃんのこと、大切にしていればよかった。
浮かんでくるのは後悔ばかり。
もうどうでもいいなんて嘘だよ嘘。
本当はね、名前を呼んで帰ってきてくれるのなら、あたしは何度だって呼ぶ。
裸踊りしろっていうなら今すぐにだってやってあげる。
嫌いになったならそう言って欲しかった。
それが直せるものなら直したし、本当に一緒にいるのがイヤになったのなら、ちゃんと、言って欲しかった。
そのくらい帰ってきて欲しい。
あたしの隣に、また戻ってきて欲しい。

ともかく会いたいんだ。
一目でいい。
あたしが梨華ちゃんを見つめるだけでもいいから。
ねぇ、じゃがいも10個も買ったって二人でも多すぎるのに1人じゃもっと多過ぎだって思うでしょ?
それともやっぱり二人なの?
あたしじゃない誰かと二人なの?
もうさ、それでもいい。ちょっとそんなのは嘘だけど、どんな言葉でもいいから。
教えて、あたしに何か言ってよ…
ガタガタと震える体を両腕で抱きしめて、沢山の涙を床に零しながら、
あたしはこの一日の早さについていけてなかったあたしの気持ちを落ち着かせようと頑張ってみる。
すぐに受け入れることなんて出来そうもないし、まだ夢だったらなって思う気持ちもあるけど、ともかく頑張ってみる。
だって、そうじゃなきゃ、壊れちゃいそうだったから。
後数時間で今日が終わる。
そんな状態の中で、あたしはノロノロと起き上がって窓の外を眺めた。

雪だよ雪。暖冬だっていうのに、こんな日に限って雪降ってきちゃったよ。
梨華ちゃん寒くしてないかな。暖かい所にいるかな。
部屋にピンクのコートが置いてあったから、きっと震えてたりするのかな。
それともどっかの家で笑って温まってるのかな。
ぐるぐる回る梨華ちゃん梨華ちゃん。
あたしの頭の中は梨華ちゃんばっか。
好きだよ、会いたいよ、抱きしめたいよ。
お願いサンタさん、本当にお願い。
もうこの先一生どんなプレゼントもいらないからさ、お願いだから梨華ちゃんに会わせて。
『嫌い』って言われながら殴られたっていい。
どんな悪態つかれてもいい。
ともかく、一目だけ、本当、それだけでいいから梨華ちゃんに会わせて。
雪を見ていたはずなのに、あたしの視界からは雪が消えて霙が写った。
そして、雨が瞳に写った頃に、扉からは物音がした。

「よっちゃーん!!!」
それはとっても場違いなくらいに高い声で、だけどあたしにとったらすごく聴き慣れた声。
ゆっくりと玄関を振り向けば視界に入ってくるのは歪んでよく見えないピンク色。
ドタバタと音をあげながら走ってきて、あたし達の周りに沢山の物を落として飛びついてくるピンク色。
ゴメンねゴメンねって言葉をくり返して、あたしの顔を何度も指で拭っている。
冷たくなった唇が沢山顔に降ってきて、冷えきったあたしの体をきつくきつく抱きしめてくる。
会いたくて、会いたくて、すごく会いたかった人。
ずっと、会いたかった人。

「梨、りが、じゃん…」
ねぇ、本物だよね?偽者とかじゃなよね?
ってか何?突然どうしたの?家出しちゃったんじゃないの?
あたしのこと、嫌いになったんじゃないの?
涙とか嗚咽がじゃまして上手く喋れてないのに、梨華ちゃんはあたしの言葉をちゃんと受け取ってくれて、
それから何度も何度も首を横にぶんぶん振った。

『朝ね、枕元にあったプレゼントを見て今日がクリスマスだということを思い出したの。
 慌て買いに外へ飛び出したら朝早すぎて店が開いてなかったの。
 慌て過ぎて置き書きのメモも忘れて、さらに携帯とかコートまで忘れちゃったこの。
 それでね、一度家に戻ろうとしたら道に迷ってるおばぁちゃんがいて助けてあげたらね、
 何かその後からどんどん困ってる人に会っちゃったの。
 それでね、それでね、その人達を助けているうちに気付いたら夜になっててね、
 慌てて電話をかけてもよっちゃんは出なくてね…』

…うんうん、もういいよ。
全然疑ってないもん。
あたし、梨華ちゃんの言うことなら何でも信じるよ。
足元に沢山落ちてる葉っぱとか人参とかじゃがいもとかみかんとかお煎餅とか
全部貰ったものっていうのも、全部信じる。
大丈夫、だから、そんな泣かないで…
───あたしは、まだ言葉を紡ぎ続ける唇を唇で塞いだ。
「よかった…本当、よかった…」
安心したら、さっきよりも余計に涙が出てきた。
梨華ちゃんの前で泣くのなんてすごい久しぶりだけど、恥ずかしいとも何とも思わなかった。
戻ってきてくれたことが嬉しくて、今、この腕の中に梨華ちゃんがいることが嬉しくて。
さっきまでぐちゃぐちゃ考えてたこととか、全部吹っ飛んでいった。

しばらくの間、あたしは何か喋ることも忘れて、ずっと、ずっと梨華ちゃんを抱きしめていたら、
もぞもぞっと動いて、腕の中から梨華ちゃんが、泣き顔で鼻を真っ赤にして、
それでもニコッと笑って『プレゼントね、買いそびれちゃったの』って言った。
大丈夫、気にしないで。
まだクリスマスは後3時間くらいあるから。
あたし、プレゼントは梨華ちゃんがいいんだ。
それだけが欲しいんだ。
数年ぶりにサンタさんにお願いしちゃったくらい、すごく欲しかったんだ。
お互いぐちゃぐちゃに泣いちゃった酷い顔のまま、あたし達はもう一回軽くチュッてキスをして、
それから一緒にお風呂なんかに入っちゃった。
あたしは梨華ちゃんから温もりを沢山貰って、冷えきった体を温めてもらった。

あのさ、クリスマスに奇跡が起こるとか、そんなのことってね、信じてなかったんだ。
実際は奇跡っていうよりも、まぁ奇跡って言えば奇跡みたいなすごいクリスマス迎えちゃったけど、
ともかくね、信じてなかった。
だけどね、少しくらいなら信じてもいいかなって思ったんだ。
あたし、こんなにも梨華ちゃんが好きだなんて知らなかった。
それから、こんなにも梨華ちゃんに愛されてるってことも知らなかった。
こんなことがなかったら、きっと気づけなかったかもしえれないし。
いや、気づけててももうちょっと時間かかっちゃったかもしれない。
ともかくね、うん、本当、大好きだよ。
冬だけど、沢山汗をかいた日の締めくくりは、もっと気持ちの良い汗だった。

クリスマス、それはひょっとしたら何かが起きるかもしれない日。
多分、奇跡って呼びたくなるようなことは、何処かで起きているのかもしれない。
そう、あたし達みたに。
サンタさん、本当、いるかどうかしらないけど、梨華ちゃんに出会わせてくれてありがとう。
だけどできれば来年はこんなことにならないようなクリスマス頂戴ねー。


───その頃、二人の家の空の上

( `.∀´)<あんなに苦労させられたのに、あんたってば感謝されちゃってるわよ

ヽ( ゜皿 ゜)ノMerry Christmas バンジャーイ

(;`.∀´)<イタッ!ちょっと、あんた!もうちょっとトナカイを労りなさいよ!

ヽ( ゜皿 ゜)ノアイノオオキサチェックダイセイコウ!バンジャーイ!!

(;`.∀´)<あんたがただ楽したかっただけじゃないでしょーね

(+゜皿 ゜)ソンナコトアルカー!

(;`.∀´)<だいたいこんだけ働いてあたしらに何もプレゼントがないなんておかしいわよ!!

( ゜皿 ゜)ホシイ?

(;`.∀´)<そ、そりゃ…

(σ゜皿 ゜)σ<…ペポッ

(;`.∀´)!<…あら!人間になってるじゃない!って何であたし裸なのよ!!

川*‘〜‘)||<…

( *`.∀´)<…

クリスマスの奇跡は、それはもうちょっと続きそうだ───

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